ダイエットのためになるべく食べないようにしていたり、サラダしか食べないようにしていたり、炭水化物や甘いものを抜いていたり、カロリー制限をしていたり、痩せるためにすごい努力をしているのに、全然痩せない…というかむしろどんどん体重が増えて太ってる?!と感じたことはありませんか?

思い返せば、10代や20代の頃のほうが思う存分好き放題に飲んだり食べたりしていたけど、今よりは太りにくかった気がするし、それに比べたら今なんて昔よりも食べ物に気を使っているし、好きな食べ物とかもひたすら我慢している…など、人一倍真剣にダイエットに取り組んでいる人からすると、「こんなに頑張っているのに…」と悔しい気持ちになりますよね。(泣)

すごく気持ちがわかります。

彼氏や旦那さんとか家族に体型のことを指摘されるのはすごく悔しいけど、それ以上に、努力しているのに結果がついてこないことはもっと悔しいんですよね(T_T)

痩せている人って本当に羨ましい…。

一般的に、”消費カロリーよりも摂取カロリーが少なくなれば痩せる”というのが当たり前のこととして知られていますが、常にお腹が空いているくらい明らかに食べている量が少なすぎるのに、痩せないのはなぜでしょうか?

これで痩せない理由がわからない…と悩んでいる女性のために、食べてないのに痩せない原因と、どうすれば痩せるようになるのか改善策を紹介していきます!



食べていないのに痩せない原因

食事を気にして、ほとんど食べてないのに痩せない、太っていく原因について、考えられるものは次の4つです。

あなたも心当たりがあるんじゃないでしょうか?

原因(1)運動をしていない

運動することでエネルギーを消費してカラダの脂肪を燃焼させたり、筋肉量をアップさせたり、心肺機能を高めることができます。

運動不足や加齢によって、基礎代謝の低下を招いてしまいます。

基礎代謝とは、特に何もしないで普通に過ごしているだけで消費出来る、呼吸や内臓の動き、睡眠など、生命活動を維持するために消費されるエネルギーのことです。

基礎代謝については、こちら基礎代謝とは?ダイエットに関係?女性の平均と自分の基礎代謝の計算方法!基礎代謝が低いとどうなる?上げるにはどうする?でもお話しています。



私たちが1日に消費しているカロリーは、この基礎代謝の消費カロリーと、運動などによる消費カロリーの2つの合計ということになりますが、1日の消費カロリーのうち70%が基礎代謝によるものだと言われています。

基礎代謝が落ちると、食べ物で摂ったカロリーが少なかったとしても、それをうまく消費することが出来なくなってしまいます。

筋肉を動かすのもエネルギーが必要になり、筋肉が少ないと消費出来るエネルギーも少なくなってしまい、反対に代謝が低下する原因も筋肉量の少なさが原因です。

代謝を多くして痩せやすくするためには、まずはカラダの筋肉量を増やす必要があるということです。

原因(2)栄養の偏りとカラダの飢餓状態

極力食べないようにすることで栄養不足になり、カラダが生命の危機を感じて”飢餓状態”になってしまい、少しの食事量でもカラダに栄養をたっぷり溜め込もうとしてしまい、少し食べただけでも太りやすいカラダになってしまいます。

食べないことが、反対にダイエットには逆効果となってしまっているんですね。

例えばタンパク質が不足してしまうと、カラダに筋肉を作りにくくなったりしますし、ビタミンやミネラルが不足すると、代謝が低下して脂肪が燃焼されにくくなります。



さまざまな栄養素をバランスよく摂取することで、それぞれの栄養素が正常に働くため、「○○だけ食べて痩せる」など偏った食生活は、飢餓状態でも生きていけるようにカロリーの消費を最小限に抑えた脂肪を燃やしにくいカラダにしていってしまいます。

足りない分のカロリーは、筋肉を分解してエネルギーにかえようとするため、さらなる基礎代謝の低下にも繋がります。

原因(3)腸内環境の悪化

1日に必要な水分の量は1.5Lから2Lとも言われており、水分はカラダの中で老廃物や毒素を外へ排出させたりする働きがあります。

食事制限をすることで、食べ物から摂取するはずの水分が極端に減り、水分不足になってしまうと、血行不良になって冷え性になったりむくみやすくなったり、便秘になりやすくなります。

太ったように感じるのは、カラダのむくみが取れないからかもしれませんね。

原因(4)ストレスと睡眠不足

「痩せなきゃやばい…」、「なんで痩せられないの?」、「まだ頑張りが足りないのかも」、「甘いものは食べちゃだめ」など、ダイエットそのものにストレスを感じている女性も多いでしょう。

我慢し続けていて、欲求に負けて食べてしまった時には、さらに罪悪感で自分を責めてしまうこともありますよね。

反対に、ストレスがたまってしまい、反動でいつもよりたくさん食べてしまったり、ドカ食いをしてしまうこともあるんじゃないでしょうか。

あまり関係ないようにも思えるかもしれませんが、実はストレスも食べていないのに痩せない原因の1つです。

ストレスがたまることによって、ホルモンバランスが乱れたり、心身ともに大きな負担がかかり、脳がカラダが危機状態だと判断して、脂肪を蓄えて体重が減少しないように働いてしまいます。



さらに、ストレスなどによって夜眠れないなど睡眠不足になることで、本来睡眠中に分泌されるはずの成長ホルモンの分泌が不足してしまい、脂肪が分解されにくくなり、体内に蓄積されやすくなります。

また、人は睡眠時には副交感神経が優位になり、摂取した食べ物の消化などを促進する働きがありますが、睡眠不足になると消化がうまく出来ず、便秘になりやすくなります。

実際に、睡眠時間が1日に5時間未満の人は、5時間以上睡眠時間をとっている人に比べると、肥満になりやすいデータが出ているそうです。

睡眠不足になると、脳の理性を司る器官の働きも低下してしまうので、我慢しているつもりでも「ちょっとくらいなら…」と自分が思っている以上にカロリーが高いものを食べてしまったりと、ついつい自分に甘くなってしまうことも、睡眠不足が肥満になりやすい原因の1つかもしれませんね。

いかがでしたか?
痩せない原因に、あなたはいくつ当てはまっていましたか?

「食べない」ということは、カラダの不調を招くだけではなく、痩せにくく太りやすいカラダへと悪循環のサイクルが出来てしまいます。

痩せるためには、「食べない」のではなく、むしろ「朝昼晩の3食しっかり食べて、バランスの摂れた食事をする」ことのほうが大切なことがわかります。

ダイエット中の食事回数などについてはこちらダイエット中の効果的な食事回数は1日3食がいい?朝食抜きや夕食抜きは太る?太りやすい食事の時間帯は?でもお話しています。

また、ストレスをためすぎずしっかりと睡眠時間を確保することも、痩せる第一歩となります。

例えば入浴には、リラックスさせて睡眠の質を改善させるなど、心にもカラダにも嬉しい効果があり、ダイエットなどのストレスを軽減する効果があります。

ストレスや睡眠不足が痩せない原因だと感じている人は、ぜひダイエットのために入浴の仕方も工夫してみてください♪

詳しくはこちらカラダの冷えは女性の天敵!ダイエットに入浴がいいって本当?入浴の効果とは?へ。



人間のカラダは、一度飢餓状態に入るとなかなか抜け出せないと言われています。

もし自分が食事制限を長い間続けてきてしまっていて、飢餓状態に入ってしまったかもしれないと感じる人は、それ以上カラダの太りやすいサイクルを悪化させないために、例えば「パーソナルトレーニングジム」などで、プロの手によって体質改善をしてみてもいいかもしれません。

パーソナルトレーニングジムについてはこちらパーソナルトレーニングジムとは?メリット&デメリット徹底解説!女性こそ通うべき理由へ。

食べていないのに太る原因には、生理も関係?

女性の場合、「生理前になるとなぜか太りやすいなぁ」と感じている人も多く、それは女性ホルモンが関係しています。

生理前には、女性ホルモンのうち「黄体ホルモン(プロゲステロン)」といって、カラダに水分を蓄えやすくするホルモンが分泌されることで、普段よりもむくみやすくなる傾向があります。

むくんでいる状態というのは、余分な水分がカラダに残っているのと同じことなので、体重も比例して増えてしまったり、見た目にも影響を及ぼします。

生理前の周期は、PMS(月経前症候群)といってイライラして食欲が旺盛になったり、血糖値が上がって脂肪を溜め込みやすくなるなど、カラダにも心にもさまざまな影響を及ぼすことがありますが、実はこの時期は体温が高くなったり脂肪の分解力がUPするため、この生理前の時期に積極的に運動をすることで、「痩せやすい時期」に変えることも出来るんです。

食欲もいつもよりあるし、カラダもむくんでてイライラする!っていう時こそ、ウォーキングやジョギング、筋トレなど適度な運動をしてストレスを解消しつつ脂肪も分解したいですね(*^^*)



食べていないのに太るのは病気の可能性もある?

もし、食べていないのに太ってしまうのに、ここまで紹介してきた原因にも当てはまらないという人は、病気の可能性も考えたほうがいいかもしれません。

例えば、太りやすくなってしまう病気にはどんなものがあるのかというと…

★甲状腺機能低下症
喉仏らへんにある甲状腺という部分から分泌される甲状腺ホルモンは、代謝を正常に保つ働きがあるため、甲状腺ホルモンの分泌異常によって、食べている量は今までと変わらないのに太ってしまうことがあります。

甲状腺機能に関わる病気には、バセドウ病や橋本病があります。

★卵巣、子宮の異常
子宮内膜症や、卵巣腫瘍など婦人科系の病気は、下半身がむくみやすくなったり、お腹まわりが太りやすくなってしまうことがあります。
腫瘍は大きくなると20cm以上になる人もいるそうで、検診を受けたことがない人は、検診を受けてみてもいいかもしれませんね。

★肝機能障害
肝臓の働きには、腸で吸収した栄養を代謝したり解毒や排泄などを行ってくれるため、肝臓の働きが悪くなると代謝も低下し、下半身やお腹まわりを中心に太ってしまうことがあります。

肝硬変など、アルコールを飲まない人でも発病する可能性はあります。

★インスリノーマ
インスリンの異常分泌によって脂肪合成が促進されて、低血糖症が起きて過食になってしまい、肥満になりやすくなる病気です。

食べていないのに痩せない人が、必ずしもこれらの病気に当てはまるということではありませんが、もし最初に紹介した4つの原因に思い当たる節がない人は、一度病院で検査を受けてみてもいいかもしれませんね。



いずれにせよ、食べていないのに痩せないというのはストレスにも繋がりますし、その状態を続けていてもカラダはどんどん太っていってしまう可能性のほうが高いです。

間違ったダイエット法はやめて、健康的に痩せたいですね(*^^*)